肝臓領域
ラジオ波焼灼療法(RFA)
-
- ラジオ波焼灼療法(RFA)とは、エコーで腫瘍を描出しながら治療用の針を腫瘍に直接穿刺して腫瘍を焼灼する治療法です。
-
- 身体への負担が比較的少ない治療法で、手術と同等の効果が得られます。
-
- 原発性肝癌だけではなく転移性肝癌にも有効な治療法です。
-
- 転移性肝癌の場合、化学療法など他の治療法と組み合わせることによってより効果が期待できます。
-
- 治療中の痛みが問題となりますが、当院では鎮静剤も組み合わせることによって「痛みを感じない」治療が可能です。
原発性肝癌に対するRFA施行例①
6分あるいは12分間(腫瘍の大きさによる)の治療にて病巣を完全に焼灼(治療)可能
原発性肝癌に対するRFA施行例②
血小板減少(3万/μl)合併の肝硬変例で血小板輸血しRFA施行.
転移性肝癌に対するRFA施行例
横隔膜直下のエコーで描出困難な転移巣に対し人工胸水を作成しRFAを施行.