市田医師の原著論文がWJGより出版されました。
大腸憩室出血は「いつまで観察すべきか?」を科学的に研究した市田医師の原著論文がWJGより出版されました。高齢化に伴い大腸憩室出血が増加しています。止血に最重要なのは、内視鏡検査で出血源(SRH)を確実に捉えられることです。しかし臨床では短い観察時間は見逃しリスクとなり、長い観察時間は 鎮静負荷や業務負担の増加へ繋がるものの、「適切な観察時間」が曖昧でした。そこで我々は、” 5%プラトー時間(5% plateau time)”という新しい概念を提案し、追加観察の効果がほぼ頭打ちになる臨床的な“最小観察時間”を示す指標としました。
1039例の解析結果、
・全体:40分(※挿入時間含む、治療時間は含まず)→ SRHの約90%を検出可能
造影CTの血管外漏出所見で層別化すると
• 左側→30分
• 右側→35分
• 陰性 / 造影CTなし→40分
となり、術者間でも再現性のある結果でした。
この『5%プラトー時間』は見逃しを減らし、高齢患者の負担を抑え、内視鏡室の効率化にもつながる実践的な新基準となる指標になります。
・WEB Release https://x.gd/4j5n4
















