市田医師の論文のWebリリースが公開されました。
先日The American Journal of Gastroenterologyよりオンライン出版された市田医師の新しい論文に関するWebリリースが、横浜市立大学のホームページにて公開されました。本研究では、全国の14万件を超えるデータを用いて、85歳以上の超高齢者に対する大腸ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の有害事象リスクを評価しました。高齢化が進む中、超高齢者にESDを行う機会が増えておりますが、これまでその安全性を裏付ける大規模なデータは乏しく、内視鏡医がインフォームドコンセントの際に具体的なリスクを説明することは困難でした。本研究では、全国規模のデータベースから得られた実際の数値を示すことで、こうした臨床現場の悩みに対する一助となる結果が得られました。Webリリースでは、論文とは異なり、一般の方にもわかりやすい形で研究の背景や結果が解説されています。ぜひご一読ください。